インタビューの教科書 これから社会人になる人も、そうでない人も身につけたい「聞き出す力」

これから社会人になるにあたって、「こうすれば営業が上手くいく」的な本を読むくらいならこっちをまず読んでおけって本

interview

仕事をするようになると、圧倒的に増えるのが、人から情報を取ってくる、人から聞きだすという営業的な側面。

職種にもよるんでしょうけど、たいていの事は一人ではできない、これから新しい職場で働く人なんか、自分の席のことから、仕事の話まで自分で聞きださないと、「あいつはやる気あるのかね?」なんて言われかねない危険な世界にヨウコソ!!

ということで、人から話を聞きだすってことを基本からおさらいしとくべき。

インタビューの教科書
単行本: 199ページ
出版社: 同友館 (2010/11)
ISBN-10: 4496046695

この本はインタビューについて書かれている本なんですが、本当にそこらの営業本だったりマナー本的なモノを買うくらいならまずこっちを読んだほうがいい。
その点に関してはこの本の序文でも書かれています。

たとえば、一般起業の営業の方が自社商品を売る為に顧客からニーズを聞き出したり、人事担当の方が就職面接で相手のスキルや職場への適応性などを聞き出そうとしたりするのも一種のインタビューです

基本的には日常的な会話は、何か情報を取り出すってことをあまり目的としていません。
友達と話すときに、何か目的をもって話すことなんて少ないと思うんです。「そういえば昨日さぁー」的な話が多いわけです。

情報とりだすのなんてテスト前に「あそこのゼミのプリントもってたっけ?」くらいのものでしょう。

でも仕事になると、逆にそんな場面が少ないくらいで、自分もしくは、上司が設定した目的めがけて一直線に必要な情報を集める作業が多くなるわけです。

聞くってどういうこと?

自分が聞き出したいことを聞くというがポイントになるわけです。

目的を決めなくてもインタビューはできますし、あえて目的を定めず自由に聞いていくケースもあります。しかし、あえてというケース以外では、目的を決めないと、アウトプットが思っていたレベルに逹しなかったり、想定していなかった着地点の成果物ができあがったりすることが往々にしてあります。

(中略)

アウトプットをベースに目的を決めたら、どんな成果物をめざすのか、どこまでのクオリティや情報量があったらよしとするかなどを決めておくのが理想的

情報は獲得したら終わりってことはありません。あくまでも情報を獲得するのは、次のステップへ向けてのアウトプットに使うということです。
最終目的は何なのか?そこが決まっていなければ、良い情報は聞き出せないということになります。

当たり前のような話かもしれませんが、重要なポイントです。

インタビューとは何か?

インタビューの語源は「お互いに(Inter)見る(View)」だそうですが、そういう意味でいっても一方的に話を聞くばかりでは、そもそもインタビューではありません。
もっというと、こちらからの働きかけで相手をのせていきながら、本音や深い部分を聞きだしていくというのがインタビューの本質です。

これが難しいわけですが。
ただテクニック的な話も含めて実践的な話の聞き方、インタビューのしかたが、22項目の「聞く力」から説明されています。
このあたりは即使える内容なので要チェックですね。

この本は基本的な挨拶から、アポのとりかた、インタビュー、インタビュー後まで網羅されています。テクニックだけでなく、そうした基本が重要だという事ではないでしょうか。

対人関係はやっぱり難しいものです。特に仕事になると、この人が好き、この人が苦手。なんて言ってられなくなります。
実はだからこそ、基本的なことが重要になってくるのでは、と思います。

たとえば、この本でもインタビュー直後にやるべきこととして。

もう一つはなるべく早く、インタビューのお礼を送ることです。
(中略)
むしろ、優先すべきは、すみやかにお礼を相手に送ることです。せいぜい翌日までに送るべきで、基本は当日でしょう。

こうしたお礼をすることを挙げています。これはインタビューに限らず、自分に時間を割いてもらった時(営業でも)には、欠かさずするべきことなんではないでしょうか。

「そんなの見てないし必要ないんじゃない?」

と感じる方もいるでしょうけど、僕はそうは思いません。
誰にでも好かれるというのは難しいことだと思います。ならば付き合っていく上で、「嫌われる」ことはできるだけ避けるべきです。こうしたお礼の習慣を大事にする人は、もし自分にお礼が届かなければ気を悪くするかもしれません。

敬語や服装の問題も同じです。

自分がこう思うから、では無く、相手がどう思うのか。そうした事を考えて行動すれば、なにをするべきで、何をするべきでないのか、というのはわかってくると思います。

すごく簡単な文章で書かれていますが、非常に内容が濃い本です。これから社会人になる人は、マナーとかそのあたりも含めて一読しておくといいと思います。

インタビューの教科書目次

インタビューの教科書
単行本: 199ページ
出版社: 同友館 (2010/11)
ISBN-10: 4496046695


1.目的なしには始まらない
2.インタビューの使い方
3.まちがえない人選のコツ
4.全体像をイメージ
5.アポ取りに効くネットワーク
6.効果的なアポ取り1【手段編】
7.効果的なアポ取り2【アプローチ編】
8.「メールでアポ」の注意点
9.タイプ別・状況別のアポ取り使い分け
10.To Do リストと7つの道具
11.心の準備と体の体操
12.事前の情報収集
13.成果物をシュミレーション
14.事前に見せるインタビュープロット
15.インタビュー前の信頼関係づくり
16.現場に着くまでの心得
インタビュー本番編
17.初対面でのマナー
18.和ませるオープニング
19.関係性づくりに効く小物・小話
20.表情の使い分け
21.言葉遣いの使い分け
22.聞く力
23.対応法の大前提になる観察力
24.効果的なアクティブリスニング
25.メモの取り方
26.最初の話題と全体の組み立て方
27.流れの組み立て方
28.本音を引き出す極意
29.質問力は最重要項目の一つ

30.アウトプットで困らない確認事項
31.会話がもっとはずむ働きかけ
32.答えに詰まった時の打開策
33.タイムマネジメントでの注意点
34.クロージングテクニック
35.締めに伝えておくこと
36.相手の視線から見直す
37.自分らしさを見直す
38.覚えておきたい基本の対応法
39.ムダ話が多い
40.無口な人
41.話の内容が陳腐
42.本音を出さない
43.大物
44.何を言いたいかわからない
45.知らない話題が出た
46.相手が怒った
47.予想外の第三者が同席
48.当日にキャンセル
49.その場で「書かないで」
50.準備不足でぶっつけ本番
51.アウトプットまでの時間がない
インタビュー後編
52.インタビュー直後にやるべきこと
53.インタビューならではのアウトプット
54.原稿のチェック
55.修正への対処法
56.人脈をつくる重要性
57.インタビューのうまさがインタビュアーの価値

インタビューの教科書
単行本: 199ページ
出版社: 同友館 (2010/11)
ISBN-10: 4496046695

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