成功者と脱落者の指標 – ハイコンセプト

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代を読んだ。

昔も読んでいると思ったけど、どうやら読んだことがなかったようだ。
内容は「これからの時代をどう生きるか?」「これからの仕事はどうなっていくのか?」という話。松井氏の本と大筋は同じような感じだった。

この本の「まとめ」が訳者の大前研一氏によって本文の前に書かれている。
この解説が良かった。

こうして日本は「1億総中流社会」で真ん中に固まっていた時代から、逆に真ん中がだんだん薄くなっていく「M型社会」へ急速に移っている。

では、そのとき、われわれは何をしたらいいのか。また上に行くためにはどうしたらいいのか。これは3つのことを考えないといけない。

一つは、「よその国、特に途上国にできること」は避ける。
二つ目は、「コンピューターやロボットにできること」は避ける。
三つ目に、「反復性のあること」も避ける。反復性のあることは、ロボットかコンピュータが必ずやってしまうかBPO(間接業務のアウトソーシング)されてしまうからだ。


ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ダニエル・ピンクはこう言っている。

次のように自らに問いかけてみよう

  1. 他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか
  2. コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか
  3. 自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか

自分が他人にとって変わられないような仕事をしようということだ。
これまでは、自分が気にしなければならなかったのが同僚だけだったが、これからは諸外国の方やコンピュータが自分の仕事をし始めてしまうかもしれない。

ハイ・コンセプト
芸術的・感情的な美を創造する能力、パターンやチャンスを見出す能力、相手を満足させる話ができる能力、見たところ関連性のないアイデアを組み合わせて斬新な新しいものを生み出す能力などである。

ハイ・タッチ
他人と共感する能力、人間関係を機微に感じ取れる能力、自分自身の中に喜びを見出し、他人にもその手助けをしてやれる能力、ありふれた日常生活の向こうに目的と意義を追求できる能力などである。

これから求められる「6つの感性(センス)とは」?

  1. 機能だけでなく「デザイン」
  2. 議論よりは「物語」
  3. 個別よりも「全体の調和」
  4. 論理ではなく「共感」
  5. まじめだけでなく「遊び心」
  6. モノよりも「生きがい」

たしかに世界を引っ張っていくような「帝国」の中枢で働きたいならこうした能力が今後不可欠になるのかもしれない。

でも全員にそんな能力が必要か?それも今すぐ?

そんなことはないだろうと思ってしまうわけです。
なにせ僕はアップルやグーグル、アマゾンなどの世界を動かしている企業の中枢で働きたいなんて思わないわけです。

今後、世界を動かす企業を自分の手で創りあげてやる!
なんて壮大なイメージもプランもありません。グローバルではなく、まさにローカル!ローカル路線を突き進むわけです。

このブログも英語版はありませんから。ローカル!

ただ世界と戦っている企業にいる人にとっては大事なわけですね。
スマホ市場でappleと勝負したければ、それは下手な人材じゃ勝負できませんから。

そう考えると世界に進出している企業は日本人の新卒なんていらないわけです。

「自分を成長させたい!世界と戦える人材になりたいんです。」

なんて言っちゃってる人間にとっては絶望的で、企業からしたら「あっそう。じゃ戦える人材になったらウチ来てね!」って言われるわけです。
むしろ「私は世界にいくつもりはありません。しかしながら日本の高齢化&人口減少がしつつある状況でもそれを打破し利益をあげる方法があります。」って言った人間のほうが雇われるんじゃないの?

年収は100万でアホほど働かされるかも分かりませんが。

世界のトップで働きたいなら「他人と異なる」能力が必要なわけで、そうなるとこのハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代を一読し、なるほど今後必要とされる能力はコレか!と理解を深めつつ、『企業が「帝国化」する』を読んでさらに現在の「帝国」を学ぶのがいいのではないかと思います。


ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代


企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔 (アスキー新書)

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