反対のことを考える−思い込みを横によけて、考え方を変えよう

昨日の問題の解答を書くことにする。

perceivednotion
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昨日書いた問題を見てない人はまず問題を見て欲しい。

4枚カード問題の解答と解説

めくるカードの枚数:2枚
めくるカード:Eと4

正解した人にはなんて事ない問題なんだと思う。
僕は正解出来なかった。選んだカードはEと3。これが最もメジャーな間違い方になるようだ。

この問題ではさまざまな被験者を対象に数多くの実験が行われているが、多くの場合、正解率は10%以下である。

行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)

解説
間違えた人はどのように考えたのか?

もしEのカードの裏側に奇数が書かれ、3のカードの裏側に母音が書かれていれば、どちらもルールが正しいことの証明になる。

ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣

恐らくこのように考えたはず、こう考えて何が間違いか。「4の裏が母音」だった場合にこのルールが間違っていることの証明ができていない。
これもポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣で分かりやすい例が書かれていたので引用。

 わたしが「スポーツカーの運転手は、いつも速度制限を守らない」と言ったとしよう。そしてその後、二台のスポーツカーが立て続けに、明らかに速度違反とわかる猛スピードでわたしたちを追い抜いていったとしよう。

 これは、わたしの発言が普遍的に正しいことを証明してくれるだろうか?もちろん、証明してくれない。猛スピードで走るスポーツカーが何台通りすぎたとしても、のろのろ走るスポーツカーが一台あらわれるだけで、わたしの主張はくつがえされる。カードの場合も同じだ。

なぜこの問題と「思い込み」が関係しているのか?

 さて次に疑問になってくるのが、なぜこれが思い込みなのか?という点。

 仕事で社会生活で、人生のさまざまな局面で、わたしたちは仮説をたてて、状況を理解しようとする。どんなときも、もっともらしい説明を考えだそうとせずにはいられない。そして、いったんなんらかの納得できる説明が得られると、執拗にそれにこだわる。その正しさを示す証拠を見つけようとし、その反対の証拠からは目をそらそうとする。

ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣

この問題が解けなかった人だって仮説はたてている。多分こんな感じ。

「母音の裏が奇数で、奇数の裏が母音であることを説明すればこのルールが正しいことが証明できる。簡単な問題だな。」

あとは、「正しい」証拠を集めればいいだけ。ここが思い込み。一度、仮説をたててしまっていて、反対の証拠なんて考えもしない。
 


この問題が解けたか解けなかったか?なんてのは大して重要ではない。
大切なことは、「反対も考える」ということ。

自分が「思い込んでいる」ことの反対も有りうるのではないか?、正しい証拠ばかり集めて、たった一つの反論で覆ってしまう「思い込み」はないだろうか?
今いる世界が「当たり前」では無いという事。反対もあり得るという事。

どうしたら反対のことを考えられるか?ポール・スローンはこう言っている。

とても単純なことだ。いったん自分の考えを脇にやって「もし〜だったら、どうなるか?」と考えてみればよい。




もし、暴力なしでも優秀な選手を育成できるとしたら、どうなるか?



ふと、最近のニュースを見ていてこのように思ったので記事にしてみた。
実際、思い込みに囚われていいアイデアがでないこともある。そんときには、一度「反対」を考えてみるのもいいかも知れない。


ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣

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