叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本は親が変わる本

「子どもを褒めて育てる」良く聞く言葉だが、言うほど簡単じゃない。
子どもには子どもの感情があり、親には親の感情がある。大人同士の会話なら「言葉」で意思疎通できるが、子どもにはそれが通用しない。

jibunkara

お互いの意思が通じないから「お互いにイライラ」する。
そして悩む。

「うちの子ってどうしてこうなのかしら」

今日紹介したい本の冒頭はここから始まる。

うちの子ってどうしてこうなのかしら、と思っているお母さんへ


叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本
単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: 大和書房 (2011/12/24)
奥田 健次 (著)

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この本を書いているのは奥田健次氏。まえに書いた子供の教育で罰を与えることがデメリットになる6つの理由の記事の中で紹介している「メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)」を書いている。「子育てブラック・ジャック」の異名をとる心理臨床家らしい。

メリットの法則が面白かったのでこの本も買ってみた。

子どもが自分で考え、自分で行動できるように育てる

「子どもが自分で考え、自分で行動できるように育てる」これがこの本のテーマ。
親が何をしなければいけないかは非常にシンプルで一言で言い表すことができる。

やってほしい行動の直後に「子どもにとっていいこと」を伴わせ、やってほしくない行動の直後に「子どもにとって嫌なこと」「面倒なこと」を伴わせていけばいいのです。

メリットの法則をすでに読んだ方は分かると思うが、人間は行動の直後にメリットがあると、その行動を習慣づけることができる。一方で直後にデメリットがあるならそれを、しなくなることが研究でわかっている。

だから子育てにもそれを当てはめていけばいいだけ。

言葉にすると非常に簡単。
でも実践するとなると難しい。だからこの本では色んなケースをQ&A形式で紹介して、どう対応すればいいかが書かれている。

第1章「片付け大好きな」な子どもに育てる褒め方と褒め言葉

Q1 リビングを散らかしても片づけません
(詳細は中略)
A1 粘り強く、タイミングよく褒めれば、子どもの行動は変わります。

こうして章の頭は質問と答えが書かれている。そして具体的な対応方法が書かれてる。

ちょっと抜粋。

きっとこのお母さんは、「ほら、片づけなさい」と繰り返しているのでしょう。そのうち、「あ、また片づけてない」「いつも言っているのに、わかならい子ね」「なんでできないの?」となり、結局、「片づけなさい」と叱りまくっているのでしょうね。

これでは新しい習慣は身につかない。

何か新しい行動をさせたいなら、「肯定する」「褒める」のが一番の早道です。

もちろん、本にはもっと具体的な解決策、改善策が書かれている。
こうしたQ&Aが21個書かれている。

どれも具体的な例が挙げられており、思わずそうそう。そうなるって言いたくなるような話ばかり。

親が変わらないといけない

全てのケースがすぐに具体的に使えるわけではないかもしれない。
この本に書かれているのは、わずか21個しかない。日常生活で子どもが覚えていかなければならないことは21個どころじゃない。

書かれていないことはどうしたらいいのか?

この本は「子どもの行動」をもとに「親がどう行動」するかと、「どうして、親がそのように行動しなければならないか?」ということが書かれている。
だから、本に書かれていないケースでも、いくらでも応用を考えることができる。

そして、自分たちにピッタリとあった言葉、行動を見つけ出すことが出来る。試行錯誤は必要だけど。

この本を読んでて強く感じるのが、子どものために「親が変わらない」といけないという事。
乙武さん風にいうなら「親にとって都合の”いい子”」を育てるのではなく、「いい子」を育てる為の方向を示してくれるのがこの本。

もし、親のいうこと何でも聞いて、そのまま大人になればいい。と思っている人は読む必要ないと思う。
子どもが「自分で考えて、自分で行動」するように育てたいなら、必ず参考になると思うので手にとって読んでもらいたい。

「どうして褒めると行動する」ようになるのか詳しく知りたければ、メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)も合わせて読むと分かりやすいかも。


叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本
単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: 大和書房 (2011/12/24)
奥田 健次 (著)

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メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)

新書: 224ページ
出版社: 集英社 (2012/11/16)
言語 日本語


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