子供の教育で罰を与えることがデメリットになる6つの理由

新しいことを覚えたり、今までやったことのないモノに取り組むときに、怒ったり、罰を与えたりと無理やりやらせることでおきるデメリットに関して。

education
education/Sean MacEntee

内容はメリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)に書かれている、行動分析学から見た時に、いわゆる「アメとムチ」のムチに当たる罰則は「新しい技術の習得」には必要ないという話。

6項目挙げられているので覚えておいて欲しい。


メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)
新書: 224ページ
出版社: 集英社 (2012/11/16)
言語 日本語

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罰則を行うことの副作用

  1. 行動自体を減らしてしまう
    叱られないようにするために、何もしないようなる。いわゆる積極性が失なわれやすい

  2. 何も新しいことを教えたことにならない
    新しい行動は自分がメリットを感じたこと、もしくは何も起こらない事で習得可能

  3. 一時的に効果があるが持続しない
    叱られないと行動しないのであれば、常に叱ってくれる人の存在が必要になる

  4. 指導者側の罰的な関わりがエスカレートしがちになる
    虐待につながりやすい危険性をはらんでいる。指導者側は「どうして、何度言ってもわからないの?」と考えがちになる。そして、叩く強さやペナルティーが徐々に増してしまう。

  5. 罰を受けた側にネガティブな情緒反応を引き起こす
    極度に人を恐れたり、恨んだりすることが起こりやすい。あるいは「自分はだめだ」と思いこんで非活動的になり、いわゆる「自尊心」が傷ついた状態に陥りやすい

  6. 力関係次第で他人に同じことをしてしまう可能性を高める
    罰則を受けた側が、状況が変っても力関係の強い側に回った場合、力関係の弱い相手に対して同じような罰的な関わりを行ってしまいがちになる。

メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)を読んでないと分からない専門用語が混じっているので少し文章を変更しているが、ほとんどそのまま掲載している。

指導者側が覚えておかないといけないことは、何かを教えるときに罰を与えるという事はデメリットが多いという事。

褒めることで指導はできる

新しい技術の習得は「褒める」ことで強化される。

上手く出来た時には「褒めて」、上手く行かなかった時には「何もしない、何も起きない」。こうした状態を作ることで新しい技術を習得していく。
これは日常的な学習でも起こっていることだそう。

  1. スマートフォンでメールアプリを起動させたい。
  2. 画面のメールアプリ以外の場所をタッチしてもメールアプリは起動しない。
  3. メールアプリの画面をタッチすると起動する。
  4. 次もメールアプリを立ち上げる時はメールアプリをタッチする。他の場所はタッチしない。

何も起きないから、その作業は無意味であることを理解して次にはしない。起動するからそのアプリをタッチする。

子供に何かを教えるときも同じロジック。今やっていることが上手くいっているから褒める、褒めることでさらにその行動を促すことができる。
だから「褒める」ことが重要になる。

罰を与えることが全面的に良くないということではなく、新しいことに取り組むとき、新しいことを覚えさせたい時には必要ないということ。

詳しくはメリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)を読んでみるといいと思う。行動経済学の話だが、一般人でも分かりやすいようにすごく身近な例などを挙げて分かりやすく説明してくれている。


メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)
新書: 224ページ
出版社: 集英社 (2012/11/16)
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